小川 航先生 先生

〝拡大下での治療〟は、将来的にマストなこと!

小川 航先生

医療法人デンタルアドバンス
うけがわ歯科元郷(埼玉県)

EVK650(8倍) High Intensity

「この5年間、裸眼じゃあり得ない経験値を積むことができました!」
こう語るのは、うけがわ歯科元郷の小川航先生。
歯科医師にとって拡大鏡はマストアイテムであり、なかでもサージテルで得られる世界は別格だといいます。
10年後、20年後、自分は歯科医師としてどうありたいか。そのために今、どうあるべきか。
未来に向かって成長を加速させるストーリーに迫ります。

歯科医師になるために単身、地元を離れて関東の高校へ

父も歯科医師をしています。小さいころから毎日楽しそうに仕事している姿を見てきたせいか、自然と興味はそっちのほうに。実家近くの川で石を拾ってきて「この石は歯に似ているな」とか、飼っていた犬の歯をじっと見て「むし歯はないの?」とか(笑)。

それが日常だったので、幼心になんとなく〝自分も歯科医師になるんだろうな〟というのはありました。双子の兄も同じで、ふたりとも高校は「歯科医師になるならここ」という決め方に。地元の岐阜を離れ、兄は関西の大学の推薦をもらおうと福井の高校で寮生活。僕は関東で日本大学の付属高校に通ったんです。

もともと大学を卒業して5年後には戻る約束をしていました。それまでは1つの医院で修行を積むと決め、研修でお世話になったうけがわ歯科へ。請川院長の治療方針や歯科医師としてのスタンスが、父と似ていたんですよね。

たとえば〝全部の治療をできるようになる〟というのも、その1つ。細かなことを1個1個クリアするよりも、まずは全体の流れを理解し、3年かけて80%を身につける。そこからどんどん煮詰めて100%に向かっていく。それが大切だと。

あと、研修医ってサポート要員くらいにしか扱われないことが多いんですね。でも、請川院長は「ひとりの歯科医師として扱う」と言ってくれて、実際にそうしてくれました。本当にうれしかったです。いろいろご指導いただいて感謝しかないのですが、今年でちょうど5年が経ったので来年の2月に実家へ戻ります。

歯科医師は見えてなんぼ!ようやく出合えた絶対的相棒

歯科医師としてやるべきことをきちんとやるなら、まずは見えてなんぼ! 研修医時代からルーペには興味がありました。デンタルショーにもよく足を運んで探したし、貸し出しをお願いして試したりも。でも正直、どれがいいのかわからない。「絶対にこれがいい」という判断がつかなくて……。

そんな中、2年目の夏に渥美克幸先生の講義をお聞きしたんです。〝なぜ拡大鏡が必要なのか〟という問いに対する印象的な言葉がいくつもありました。

●若い人のほうが経験もなく見えていないのに、裸眼で治療するのはリスク以外の何ものでもない

●暗く見えにくい口の中、裸眼で患者さんに恥ずかしくない治療ができるのか

●歯科技工士は20倍に拡大して補綴物を作っている。彼らが「よし、やってやる!」と思えるような仕事をしなければいけない

すごく感銘を受け、渥美先生が愛用しているルーペを教えていただいたんです。それが『サージテル』でした。普段はあまり物にこだわるほうではありませんが、仕事道具に関しては別。欲しいと思ったものは出し惜しみせずに奮発しようと決めています。自分を磨くための、いい仕事をするための自己投資ですからね。

学生時代にアーチェリーをやっていたときも、やっぱりグレードの高いものを買いました。うまくいかなかったときに道具のせいでなく、自分のせいにできるようにって。こんなにいいものを使いこなせないのなら、それはもう自分の責任なんだと。そうやって一番いいものを選んだ結果が、サージテルだったわけです。

手に入れるのが早ければ早いほど得をする

僕はまず、3倍からスタートしました。とにかく衝撃でしたね。「こんなに見えるんだ。ぜんぜん違う。世界が変わった!」って。

初めて手にしたときはあまりにうれしくて、写真や動画をカッコよく撮ってはまわりに共有しましたよ。じつはみんな、薄々感じているんですよね。見えていないなって。ルーペが必要だとは思っているけれど、後押しがないので迷っている。だから、こう伝えるんです。「〝拡大下での治療〟は将来的にマストなこと。それだったら早めに見える状態にしたほうがいいんじゃん。サージテルいいよ~」って。僕のまわりにサージテル派が多いのは、このやり取りがきっかけかもしれませんね(笑)。双子の兄もサージテルを使っていますよ。

たしかに値段は張るかもしれません。でも、一生モノと考えたらお釣りがくるくらいの価値があります。手に入れるのが早ければ早いほど得をする。僕はそう思います。

歯科医師の向上心を支えるサージテルの2大ポイント

サージテルについて間違いなく言えることが2つあります。1つは豊富な倍率。3倍から10倍まで、自分のステージや治療の内容に合わせて使い分けできる。これってやっぱりサージテルにしかない魅力です。

僕自身、3倍を使って2年ほど経ったころでしょうか。やっぱり慣れてきて、〝もっと!〟ってなるんですよね。特に根管治療をしているとき、それがカリエスなのか白い詰め物なのか昔つけた材料なのかって判断がつきにくい。3倍でも目を凝らせばなんとなくはわかるのですが、結局は見えにくさがストレスになってきて……。もっともっと際を見たい。今のままでは自分の思う〝見たい〟を満たせない。それで8倍に上げたんです。もともといつかは倍率を上げるつもりだったので、「時が来た」という感じでしたね。

もう1つはライトの性能のよさです。僕は『ハイインテンシティ』を選びましたが、ユニットの無影灯が必要ないくらい明るくて、それはもう感動するほど! ダントツNo.1ですね。もしかしたら、倍率を上げるよりライトを優先すべきなんじゃないか。そう思うくらい大事だと感じています。

今は8倍を9割、本当にたまに3倍を使う感じです。たとえば入れ歯の調整など、大まかに全体がつかめればいいときに高倍率は必要ありません。抜歯のときも視野が広い3倍のほうが使い勝手がよかったりします。

一方、8倍があってよかったと思ったのは特に高齢者に対して。年齢を重ねると根の穴が細く小さくなってきて、どこに根っこがあるかわからないときがあります。それを闇雲にやると、変なところに穴をあけてしまいかねません。8倍なら「ここ!」というのがわかるんです。

最も大切なのは、患者さんを型にはめないこと!

見えるって本当に大事ですね。自分自身もかつては見えてない状態で治療をしていたわけですが、それってすごく怖いことだなと。でも今は、自信を持って言えます。

「8倍で見て問題ないから大丈夫ですよ」

患者さんにこのひと言を添えるだけで、「ちゃんと見てくれている」と安心してもらえます。そしてこの安心感があるからこそ、僕の説明や提案にもしっかり耳を傾けてくれるんです。

患者さんのほうから「よく見えるんですか?」「つけている先生は初めてです」「カッコいいですね」などと声をかけてくれることもありますよ。子どもさんなんかは、直球で「いくらすんの?」と聞いてきたり……。「ニンテンドースイッチが20個買えるよ」「えぇーーーー!?」みたいな(笑)。何よりも治療後に鏡を見て、「どこを治療したのかわからない」と喜んでくれるんです。裸眼じゃこうはいきません。絶対に無理です。してやったり! よっしゃー!! って思いますよね。

自分の中で最も大切にしているのは、患者さんを型にはめないこと。悩みや希望をしっかり聞いたうえで、自費も含めて治療の選択肢を示す。それぞれ値段も提示し、その中から〝なぜこの治療があなたにとっていいのか〟を丁寧に説明する。そうやって、その人の健康に一番近道な治療を探して提供することが、歯科医師の役目だと考えています。

もちろん、メインテナンスもすごく大事ですよ。どんなにいい治療をして、どれほどいい状態を作り上げても、メインテナンスしなければ保てませんから。今だけでなく、将来まで見すえて患者さんを守っていく。それが僕の考える〝オーダーメイド〟です。

基本的に方法は1つじゃない。選択肢があればあるほどオーダーメイド化するし、一番いいものにたどり着きやすい。この考えは、実家に戻っても貫きます。そして、患者さん1人ひとりと新しい関係性を築きながら地域の医療に貢献していきたいですね。僕が加わった意味がそこにあると思うので!

  • 【ユーザーインタビュー】 うけがわ歯科元郷 小川航先生