しっかり見て評価することが、歯科医師としての第一歩
表参道の分院長をしている福本健生先生が、同じ広島大学の出身だったんです。彼の紹介で見学に来たのがきっかけでした。銀座という地でどういう治療をするんだろう。想像もつかなかったので、これはいいチャンスだと。
実家は岐阜です。当初は広島に残るか東海圏に行くかで考えていましたが、実際に妥協のない治療をしている先生方の姿を見て引き込まれたんですよね。それが一番、患者さんのためになる。そう思って、こちらでお世話になろうと決めました。
妥協のない精密な治療を可能にするのがサージテルです。「拡大下で精度の高い治療をする」というコンセプトを実行していくために、必要な器具を使ってしっかり見る! 「すべての歯科医師がサージテルをかけている」という徹底ぶりは見学に行く前から聞いていましたが、やっぱり生で見ると圧巻でした。
それほどに患者さんのことを想って仕事と向き合っている。河野裕二理事長の揺るぎない信念に感銘を受けました。当時はまだ、〝いい治療〞というのが何なのかわからなかったです。ただ、見えないと治療できないということは僕でもわかりました。勘や手探りではなく、しっかり見て何ができて何ができていないのかを評価する。技術うんぬんよりも大事というか、歯科医師としての第一歩というか。そこからがスタートですよね。