平島 将臣先生

イメージだった世界が、
リアルに変わる!

平島 将臣先生

臣歯科診療所(熊本県)

EVK800(10倍) High Intensity

「想像だけで頭に入れるのではなく、実際に自分の目で見て現実として取り込める。
それを叶えてくれるのが、サージテルです!」
こう語るのは、おみ歯科診療所の平島将臣先生。
全スタッフ8名に『10倍+ハイ インテンシティ』を支給し、拡大チーム診療に取り組んでいます。
その根底には、「〝見る〞のは基本中の基本」という揺らぐことのない信念がありました。

すべての人を家族と思い、一生懸命になれる人でありたい

平島先生

「買い手よし、売り手よし、世間よし」
僕が大切にしている「三方よし」の精神(近江商人の活動理念)です。何かを判断するときには、これに当てはめて考えるようにしています。

世の中、自分だけが得することを考えている人もいますよね。でも僕は、そういう人に魅力を感じない。歯科医師も歯科衛生士も、口腔のプロである以前に〝ひとりの人間〞です。人として魅力を感じない働き方をしていたら、何のために生きているのかわかりません。

相手のことを考えてあげられるかどうか。そして、それを自分自身が楽しめるかどうか。すごく大事なことですよね。

患者さん、スタッフ、医院
サージテルは三者を幸せに!

サージテルを導入するときも、この「三方よし」に照らし合わせて決めました。僕はいつもスタッフに言っているんですね。「患者さんのため、自分のため、医院のため。3つのうちの1つしか満たされないことはしたらダメ。二方よしを作れる場合には検討の余地がある。三方よしだったら積極的に行動に移そう」と。その点、サージテルは明らかに三方を満たします。

まず患者さんですが、より高度な治療を受けられるのは言うまでもありません。さらに、どこを触ったら痛いか。見えるとそこまでわかるようになるので、患者さんの不安や負担を減らせるんです。

次にスタッフ。見えることで、学びの深さや経験値を得るスピードが上がります。患者さんに感謝される度合いが変わり、評価してもらえる機会が増え、承認欲求が満たされる。これは最強のモチベーションですよ。

そして医院はというと、拡大チーム診療によってブランディングにつながります。同じ世界が見えることでスタッフ間の力の差が埋まり、医院全体の診療レベルが上がるんです。

気づく人になれるか、気づかない人のまま終わるか

初めてサージテルの10倍をかけたときのことは忘れません。スゴイ! のひと言。歯科の書籍に歯の拡大写真が載っていますよね。それが自分の目に映る世界とリンクして、本で見た知識がそのまま飛び込んでくるんです。

見えないと、結局は「こんな感じなんだろうな」って想像の域でやるわけじゃないですか。あくまでもイメージの世界でしかない。わからない状態で処置しているに過ぎないんです。

サージテルを使うか使わないか。それって気づく人になれるか、気づかない人のまま終わるかの違いでもあると思います。実際、僕も初めはやり直しが増えました。なぜなら気づくからです。

今までにやった治療をサージテルで見ると、ここがくっついていないとかいろいろ見えてくる。こんなにも違うものかと痛感しました。同時にレベルアップしている自分を実感できて、テンションが上がりますよ!

同じ目を持ち、同じレベルで話をするために

〝見る〞のは基本中の基本です。僕の開業時、「スゴイ治療をするな」と思うまわりの先生はみんなサージテルを使っていました。ただ、ドクターだけが使っていてもダメだと感じて。歯科衛生士が見えていなければ、いくら指示を出したところで「そう言われても……」ってなるじゃないですか。じゃあ、拡大鏡を使わせれば何でもいいのかというとそれも違います。

最初、歯科衛生士には3.5倍を使ってもらっていました。でも、クリーニングや歯石取りの後に10倍でチェックすると取り残しが多くて……。最終的に僕がやり直す、ということが続いていたんです。

当然ですよね。3.5倍と10倍ではぜんぜん違う。しかも、僕のライトは『ハイ インテンシティ』。こちらが要求するものは歯科衛生士には見えていないわけです。見えていないものはわかりっこない。理解しろと言ったって無理な話。同じ目を持って、同じレベルで話をして、同じ世界を描く。そうじゃないとコミュニケーションは機能しないんです。

見ている世界が違ったら、チームとはいえない

平島先生

僕がこだわっているのは、全員がサージテルを使い、さらに同じ倍率とライトでそろえること。とはいえ、まだ使ったことがないスタッフに自分で80万円出そうよというのは厳しい。だから、医院支給でスタッフ全員が『10倍+ハイ インテンシティ』を使える環境を整えたんです。やっぱり使ってもらうのが一番早い。マイサージテルが欲しくなったら、そのときに自分で購入すればいいかなって。

「個々が自己成長を続け、同じ目標を見据えて共通意識を持ち、支え合いながら協働する人たち」

これが僕のイメージするチームです。ちまたで「チーム医療」が叫ばれていますが、見ている世界が違ったらチームといえるのでしょうか。僕自身、かつては自分だけがサージテル・ワールドの住人でした。それじゃあ、チームになってねぇじゃんって!

今は僕を含め歯科医師4名と歯科衛生士5名、全員が同じ目で診療に臨んでいます。

吸収力が段違い! 最も効率のいい人材育成の手段

正直、最初は渋るスタッフもいました。なので、こう伝えたんです。「この人が診てくれたらいいけど、この人には診られたくない。患者さんにそう思わせたらダメだよね。それって臣歯科診療所が目指す医療じゃない。だからこそ、均一化する必要があるわけだ。個々でレベルは違っても、僕らはできる限りその差を埋める努力をしなければいけない。最低限、見える状況はそろえてくれないかな」と。

最近はみんな、「サージテルなしでは取れている気がしない」と言っていますよ(笑)。

サージテルは、一番手っ取り早い人材育成の方法です。拡大チーム診療を徹底してから、スタッフの吸収スピードが本当に速い。同じものを見ていれば、「これだよ」で通じます。何度も同じことを言わなくても、すぐに伝わって飲み込んでくれるんです。

今の診療レベルに到達できたのは、
拡大チーム診療に取り組んだから!

平島先生

サージテルと出合っていなかったら? 10倍を使っていなかったら? 拡大チーム診療に取り組んでいなかったら? 今のレベルでは診療できていません。

1つひとつの処置を丁寧に積み重ねる。その細かい手順を踏むか踏まないかで、結果が変わってきます。サージテルを使わないということは、そういう基本的なことを端折った治療をし続けるということ。何となくこうだろうと手探りでやっている限り、成功しているかどうかは永遠にわかりません。

ところで、〝いい治療〞って何なんでしょうね。そこを考え始めると、すごく悩みます。でも、これだけは言えるんじゃないかな。それは「患者さんのQOLが上がる」こと。

もちろん、20歳と80歳では違ってきます。高齢の患者さんに対して時間や回数や費用をたくさんかけるのが本当に望まれることなのかといったら、ちょっと待てよってなりますよね。一方、20歳の患者さんだったらそこにかけるべきメリットは大きく出てくる。人それぞれステージがあるので、何でもかんでもベストを目指せばいいというものでもない。最善の治療が、その人にとってのいい治療とは限らないんです。

だからこそ、こちらのおすすめプランをいくつか提示し、患者さんに選択する自由を与えることが大切。そう考えています。

〝自分の力だけで〞と生きるより、
〝人に囲まれて過ごす〞ほうが楽しい

僕、子どものころはメチャメチャひねくれていたんです。いろんな人と仲良くすることの楽しさを知ったのは、大学に入ってから。

当時、小・中学校の同級生が亡くなってしまって……。彼は学校一の人気者。いつもまわりに人がいて、本当にアイドル的存在でした。かたや僕は、人が集まるという点では足元にも及ばない。まぁ、性格が悪かったので当然なんですけどね。

でも、葬儀に訪れた友人たちの数を目の当たりにして思ったんです。〝人の手を借りず自分の力だけで〞と変なこだわりを持って生きるより、〝人に囲まれて過ごす〞ほうが楽しいんだろうなって。そこでやっと変わりました。

子どものころを知っている人が今の僕を見て、みんなビックリしています。「あの平島が!?」って(笑)。生まれ育った故郷で開業した以上、地域の人々の健康づくりにしっかり貢献していきたいと思います。

  • 【ユーザーインタビュー】臣歯科診療所 平島将臣先生