五十嵐 祐二 先生

胸を張って〝ベスト〞だと言える医療を提供したい!

五十嵐 祐二 先生

五十嵐歯科室(東京都)

EVK800(10倍)  High Intensity

患者さんにも自分にもウソをつきたくないんです!
そう語るのは、五十嵐歯科室の五十嵐祐二先生。
常に最大限の力を発揮し、ベストな医療を提供する。
そのための大前提がサージテルで〝よく見る〞ことであり、同じ目をスタッフ全員が持つことだといいます。

患者さんを家族と思い、自分が受けたい医療を提供する

僕の信念は「患者さんを家族と思い、自分が受けたい医療を提供する」こと。転院してきた患者さんのお話を聞いていると、「その先生は自分にそれをやる? 家族にやるの?」と思うようなことが少なくありません。身内だったら絶対にやらないはずのことを患者さんにやろうとしている。どう考えたっておかしいですよね。

常に最大限の力を発揮し、ベストだと胸を張れる医療を目指す。その前提となるのが、サージテルで〝よく見ること〞なんです。見えるからこそ、ごまかしようがないし言い訳もできません。ちょっとしたズレも「なんとかしなきゃ」という思いに駆られます。問題点に気づけて、検証ができて、フィードバックもしやすい。こと医療に関しては、どれだけ気づけるかがすべてといっても過言ではないと思います。

僕がまだ1、2年目のときは裸眼でした。もちろん経験も浅い。うまくいかなくて、根管治療中にパーフォレーションを起こしてしまったこともあります。埋伏の抜歯でも、無駄に削ったり出血させてしまったり……。見えていたらどこが出血点かわかるし、必要以上に削る必要もないですよね。形成にしたってカリエスの取り残しなのか、マージンなのか、実は亀裂に問題があったのかとか。そこに気づければ、その瞬間その時点でダイレクトに自分の経験として吸収できるんです。

サージテルの世界観は、ベストを尽くすための絶対条件

複数の拡大鏡を使用してきましたが、サージテルは他を圧倒していました。同じ倍率でも見える世界がぜんぜん違う。他社製は視野の端がぼやけるのに対して、サージテルは見るものすべてがクリアなんです。見ているのは視界の真ん中であっても、周辺の情報までしっかり拾える。その世界観の中で診療できるということは、ベストを尽くそうとする自分自身に対して納得がいくということでもあります。

しかもサージテルは、ルーペもライトも軽量。長時間使っても体への負担がありません。ライトは絶対に必要ですよ。だって、車を運転するときに夜道をライトなしで走りますか? 見えない状況って、ようは勘。リスクが高すぎますよね。きちんと見えれば、的確に判断できる領域が広がります。危険を予知し、先を読み、スムーズな走りで〝安全運転〞できるんです。

とはいえ、人間誰しもヒューマンエラーはあるし、見逃しだって起こり得ます。そういったわずかな部分での問題も可能な限りなくしたい。サージテルはそのリスクさえも減らしてくれるんです。

僕は今、10倍を使っています。ルーペの中の最高倍率ですからね。マイクロ以外でここまで拡大できる唯一の手段なわけで、機動性も明らかに高い。基本的にすべての診療でつけています。

全スタッフが同じ目を持つ。環境がないなら、つくればいい!

10倍はスゴイです! ちょっとした亀裂も見逃すことがありません。より鮮明に、よりラクに、より明確に状況をつかめるようになりました。根管治療のときも、目を凝らさなくても自然と根管内部の情報が入ってきます。おかげで迷いが消え、処置時間も短縮。効率を上げながらも、精密さや正確さを高められるんです。

今は矯正でも使うようになりました。マウスピースのフィッティング、IPR、アタッチメント、咬合の確認でも得たい情報を瞬時に詳しく得られますからね。

暗くてよく見えない口の中を見るのが、歯科医師の仕事です。GPだろうと矯正医だろうと口腔外科医だろうと、専門分野は関係ありません。どんな先生にとっても明るく拡大された環境は価値がありますよね。

歯科衛生士も同じです。裸眼の彼女たちに対して、僕は10倍のライト付き。その状況で「ここについているよ」と指摘するのもいかがなものかと……。見えなければ、ドクターとの間に共通言語は持てません。当然、プロフェッショナルな仕事もできません。それって結局、同じように見える環境を提供できていない僕の責任だと思ったんです。であれば、つくるしかないですよね!

1週間レンタルによる体験で、チーム導入が一気に加速

チーム導入に向けて動き出したときに感じたのは、サージテルの魅力は製品のクオリティだけではないということ。サービスも手厚いですよね。たとえば、レンタルもそのひとつ。スタッフたちは、やっぱり臨床の場で一定期間使ってみないと判断できないかなと感じていました。サージテルは1週間レンタルできるので、少なくとも使いこなせそうかどうかを確かめることができるんです。

実際に歯科衛生士たちは、「これだけよく見えるのはスゴイです!」「デンタルショーとかで1回つけただけじゃ、この感覚はわかりませんね」「慣れは必要だけど使えそうです」など前向きな反応を見せてくれました。それぞれの感動が伝わってきて、そこまで意義を感じてくれるんだったら大きな成長につながる。そう確信しましたね。

やっぱり体験に勝るものはありません。全員分となると大きな投資にはなりますが、それを超える安心感が得られました。今はみんな、「自分はNo.1の拡大鏡を使っているんだ!」という意識を持って大切にしてくれています。「サージテルがないところでは不安で診療できません」と言ってくれた歯科衛生士もいました。自分の処置への責任感というか誇りというか、プロ意識がよりしっかりしてきたのは確かですね。

当院では現在、常勤のドクターが10倍、歯科衛生士は6倍か8倍を使用しています。もちろん全員ライト付きです。高倍率のサージテルを1年目から使っているクリニックは多くありません。「医院全体が拡大視野で診療する」という環境は、特に臨床経験の少ないスタッフの飛躍的なスキルアップややりがいにつながっています。それだけでなく、患者さんから見た〝他院との差別化〞という面でも利点は大きいですね。

治療結果を出し、良好な状態を保ち、さらに上の健康レベルへと導く!

日本は国民皆保険があるため、海外のように「治療費が高いから問題を起こさないように予防しよう」という発想になりにくい。それでも健康な歯を削りたくないと考える人は全世代で増えています。

60代70代を対象にしたアンケートでは、「振り返ったときに何をすればよかったか」という質問に対して一番多かったのが〝歯のケア〞だったとか。日本は世界のどの国よりもすごいスピードで、高齢化の先頭を走っています。でも、元気なシニアもたくさんいるんです。65歳で定年になっても、そこからの人生20年30年と続いていく。若い人たちだけでなく、そうした中高年世代をサポートしていければと考えています。

そのためにはまず、歯科医師として自分が思い描いた治療結果を出さなければいけません。そして、歯科衛生士のメインテナンスで良好な状態をキープする。もっといえば、さらに上の健康レベルへと導くことだって可能だと思います。その先に〝患者さんの喜び〞が待っているはずで、それを果たすのが理想です。サージテルを通して同じ目を持った、4名の歯科医師と7名の歯科衛生士たち。チーム一丸となってベストを尽くしていきます!